2013年2月21日木曜日

学生紹介:奥下和彦(修了生)


Q 自己紹介をお願いします。 
A 「わたくしりとり」を制作した奥下和彦です。金沢美術工芸大学を卒業してこちらの大学院に進学しました。


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Q 作品を作ったきっかけは?
A 普段の生活を振り返ってみると、記憶の断片が思い起こされます。私にとっての現実とは、現実の断片を私という存在がつないでいるものだと感じました。それを何か表現できないかと考え、しりとりをモチーフにその現実を再現できないかと考えました。


Q 手法と作品の制作プロセスは?
A 現実をつないでいく様子を一筆書きのアニメーションで表現しました。まずしりとりで物語を考え、それをアニメーションにおこしました。


Q 作品の見所について教えてください。
A 3つあります。初めから最後まで1本の線しか登場していないこと。物語がしりとりで作られているところ。羽深由理さんと滝野ますみさんが手がけてくれた、しりとりをモチーフとした楽曲。


Q 制作で苦労した点は?
A しりとりで物語を作ることが非常に難しかったです。ずっと辞書を片手に生活してました。


Q 影響を受けた作品は何ですか?
A 山村浩二先生の「ひゃっかずかん」です。こちらもしりとりがテーマなのですが、日本語と同時に英語もつながっていて素晴らしいと思います。


Q あなたにとってアニメーションとは?
A 見たことがない世界を見せてくれるものです。


Q あなたの今後の”Sail”について教えて下さい。
A 先人達が様々な知恵を提供してくれたように、私も何かしらの価値を後世に残せたらと思います。







奥下和彦さんの作品「わたくしりとりプログラム「第四期生修了作品」にて上映いたします。プログラム「第四期生修了作品」は、3/8から三日間、横浜の馬車道校舎、3/16から七日間、渋谷のユーロスペースで上映となっています。

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